お話を書いているそこのあなた(私も含む)にぐさっと刺さること間違いなし

主人公の莉奈ちゃんはまぁいわゆるぼっちの女の子です。教室でも一人静かに小説を読む、そんな中学生の女の子ですが、彼女はなんと、読むだけではなく、自分でお話も書いたりしているのです。

おいおい、これ私のことじゃない?
そう思った方、はい、目をつぶって正直に手をあげなさい。……はい、下ろしていいです。ええ、私もです。何なら両手あげましたから。

まぁ普通に考えればですよ。
この手のぼっち女子というのは、あまりモテません。というか、なんとなーくクラスのカースト上位女子からは「〇〇さんって暗ーい」「いつも本ばっかり読んで、なんかつまらないよね」とか陰口叩かれてたりするわけです。うるせぇほっとけ。

しかしそんな莉奈ちゃんに接近する男子がおりました。

な、ななななんと、クラス一のモテ男子、渥美君です。なぜそんなモテ男がぼっちの莉奈ちゃんに!?宗教の勧誘か!?ツボでも買わせようとしてる!?なんてことはもちろんありません。

なんとこの渥美君も本が大好き!なんてことだ!趣味ぴったりじゃーん!
もうそれだけでぶっちゃけやっかみの対象です。正直、私としてはそのカースト上位女子からどんな陰湿な嫌がらせを受けるのだろうとハラハラしておりましたとも。

しかーし!それだけではないのです!
転校生です!転校生!
転校生ったらあなた、女子なら美少女、男子ならイケメンと相場が決まっております!

はい、そのご多分に漏れず!イケメンです!イケメンが来ました!

しかもそのイケメンがぁっ!な、ななななんとぉ!莉奈ちゃんのことを知っているううううう!?

いかん!
ぼっち女子がこんなにチヤホヤされてしまったら危険です。もう何が起こるかわかりません!

キュンキュンしたりハラハラしたり忙しいです!主に私の心臓が!

書き手の皆さんなら心臓がキュッて縮み上がるであろうシーンもあり、てめえこの野郎、お前の血は何色だと拳を振り上げること間違いなし。スマホ、PCのディスプレイを割らないようにお気をつけください。

基本的には甘酸っぱさにキュンと来る素敵なお話です。完結しておりますので一気にどうぞ!

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