第2話 召喚されました。
「おい‼ここはどこなんだよ⁉」
「みんなぁ、落ち着いてくださいよぉ。」
クラスの中心的人物(男子で自己中)が大声で怒鳴り、先生は落ち着かせようとし委員長は何もないかのように六法全書を読んでいる、マイペースだなおい。
それと、反応を見るにこちらの神と会わないできたみたいだ。
「皆さん、落ち着いてください。」
その直後、聞いたことがない声が聞こえた、そしてその声は周りを囲っている兵士たちの向こう側から聞こえてきた、これがもしラノベのテンプレだと王女か女王だろう、女性の声だったしね。
などと思っていたら兵士が左右にずれて道を作り始めたぞやっぱりそうなのかって、姿が見えたな。金髪だけどドリルじゃないってことはやっぱり王女か女王だろう。
「皆さん落ち着いてください、私はこの国クッラブ王国第一王女システィー・ウェン・クッラブです、以後お見知りおきを。」
王国の名前が危ない気がするがまぁいいだろう、あとどのパターンだステータスと唱えるパターンかステータスカードをもらえるパターンか。
「では皆さん、ステータスと唱えてください。そしたら自分のスキルや強さレベルがわかります。」
そう、システィー第一王女様?がそういうといろんなところからいろんなところからステータスと聞こえ喜ぶ声と落胆する声が聞こえた。
勇者じゃんと聞こえたのはまさかのクラスの陽キャだったあいつ、いじめてる奴いるんだよなこのクラスに。
っと、確認しないとな。
(ステータス)
と、心の中で唱えた。
名前:
加護:異界ノ神ノ加護
役職・異界ノ巫女ノ付キ
スキル:魔力支配
HP:100/100
MP:1000/1000
ステータス
筋力・A
敏捷力 ・B
耐久力・A
知力・A
判断力・S
魅力 ・B
となっていた、まぁいいと思うが、宇迦御霊様が言っていた内容と少し違うところがあった表示スキルが魔力捜査ではなく魔力支配だったのだ。どういうことだよ、そしてこれは他人にも見せることができるようになっているようで俺と瑠璃はお互いに情報を交換した。
名前:神崎瑠璃
加護:異界ノ神ノ加護
役職:異界ノ巫女
スキル:異界ノ神ノ権能
HP:1000/1000
MP:10000/10000
ステータス
筋力・B
俊敏力・A
耐久力・B
知力・S
判断力・S
魅力・S
となっていた、聞いた話と違ったが上位互換のようで神降ろしも行えるということだった。そして周りに耳を傾けていると王女様がステータスを確認しながら回っているとのことだった。俺と瑠璃は大丈夫だろうか…
クラス転移したら異端だと言われて巫女の幼馴染と追放されたけど…ミッションをクリアしましたってどういうことだよ。 haryu @haryuinariyama
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