クラス転移したら異端だと言われて巫女の幼馴染と追放されたけど…ミッションをクリアしましたってどういうことだよ。
haryu
第1話 プロローグ クラス転移
「みんな―、いよいよ文化祭が近づいてきましたねー。」
教壇の上で若い担任の先生がそう言う確か三年目だったかな先生になってから。
「明日のロングホームルームで何をやるか決めますからねー。」
「イェーイ」
やはり高校一年生だからか文化祭とかイベント関係になるとはしゃぎだす学校が始まってすぐにあった体育祭もそうだったなぁ、などと思っていると後ろからツンツンと背中に指をあてられる感触と「零徒、零徒」と俺のことを呼ぶ幼馴染である神崎瑠璃の声が聞こえたので後ろを向く、そして後ろを向くと同時に後ろの席の幼馴染がこう質問してきた。
「なんであいつらはイベントが近づくとああもハイテンションになるの?」
と聞いてきた。
「俺にもわからん第一陽キャは…」
とそこまで言ったときに教室全体が青白い光に包まれてそれが収まったかと思うと、俺と瑠璃はどことなく瑠璃の家の神社に似ている感じがする空間にいた。
「瑠璃‼大丈夫か⁉」
「大丈夫、それにここ。私の家?」
「いや、空気がきれいだから同じではないな。」
「それもそうじゃろ。」
俺と瑠璃の二人で思考を巡らせていると突然若い女性の声が神社の拝殿の方から聞こえてきた、拝殿ということは。
「祭神だね、えっとー。」
「宇迦之御魂神、別名稲荷大明神で食物や穀物を司る女神ですね。」
「正解じゃ、なぜ童の巫女より付き人のほうが聡明なのかちと問い詰めたいところじゃが、生憎時間がないのでのう簡潔にいかせてもらうのじゃ。お主らは今異界のものに干渉されているのじゃ、まぁ現世にある本にあるような召喚じゃの。そして普通はあちらの神が適当に
成程、異世界転移ね。あちらにも女神がいる、関係が強い?異端?いやまさかね。
あと、宇迦之御霊様はまさかののじゃロリ狐耳だった。やはり、稲荷だからだろうか。
「付き人と巫女に童のいや我ら日ノ本の神々の加護を授けるのじゃ。そして付き人にはそうじゃない様々な
そして俺たちは再び光に包まれた、そして光が収まり周りを見渡すとクラスメイトといかにも異世界の服という感じの服装の人がたくさんいた。
______________________________________
新作始めます。
前の作品の更新頻度が落ちるかもしれませんが許してくださいね。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます