登場人物紹介&用語解説
アスファルト家
剣聖であるバルトが当主を務める侯爵貴族。
フォンの名はバルトの活躍によって国王から与えられた姓であり、当代に限り使用することができる。
また、クルシュが王族の血を引くため、家名にアスファルトが入っている。こちらは永劫。
ロサリア・フォン・アスファルト
各地で有名な『残虐侯爵』だが、古代龍に呪われている青年。
主人公がロサリアに憑依したことによって呪いの発動条件が満たせなくなった。
魔法、体術、料理など、様々な才能を持っており、現在では、ごく一部から慕われている。りんごが好き。
ラミィ
ロサリアの優秀な従者。料理の上手さに自負を持っていたが、この前ロサリアの作った料理が想像を絶する美味しさだったため、リベンジに燃えている。
主人の嗜好のせいで、りんごに詳しくなった。
バルト・フォン・アスファルト
アスファルト家当主で、史上最強と謳われる元平民の剣聖。
魔力が一切ないが、Exスキル『世界眼』を持っている。魔法の核がわかり、持ち前の運動神経と反射神経のよさで魔法を斬ることが可能。
最近は復興作業に尽力していたおかげか、アスファルト家裏当主であるクルシュから夜食の許可を出され、15年ぶりに涙を流した。
クルシュ・フォン・アスファルト
バルトの嫁であり、王家の血筋を持つ。アスファルト家のボス。
古いタイプのツンデレで、バルトとは恋愛結婚で結ばれた。
最近、夫が日に日に丸くなっていってる気がしており、夜食の禁止を発令するか悩み中。
リオネッタ
孤児院の姉御的存在。平民であるものの、3属性の魔法を操り天才と称されているが、メイン装備はガントレット。普段喧騒の中にいるせいか、自分ではあまり喋らない。
最近、勇者候補に私的な決闘を申し込まれ、ボコボコにしてしまったため、国から罰っせられるのではないか、と少し怯えている。
ウコンジュシ
明らかに主人公のオーラを放つ勇者候補。低レベルではあるものの、全属性の魔法を操ることができる。
無属性魔法の扱いについては秀でており、一度見た無属性魔法を自分のものにできるのは、歴代勇者の中でも稀。
確かな才能があるが経験が浅いため、同年代の天才からは一歩遅れをとっている。
今後の成長が期待されているが、先日、冒険者ギルドの裏でボコボコにされているのを職員が目撃。
ヒィロン
明らかにメインヒロインのオーラを纏う美少女。ウコン以外には冷たいが、魔族襲来の際、ロサリアに助けてもらったことに恩義を感じており、少し態度が柔らかくなった。
最近の悩みは、ウコンに全く異性として見てもらえていないこと。
♢
勇者候補
勇者の仕事、各国に急に現れる勇者の痣を持った人物のこと。全員で7人。
15歳になると、勇者の国ナーシャで勇者トーナメントが行われ、その優勝者が正式な勇者に任命される。それぞれが類まれなる才能を持つ。
七神
かつて、天井の島に住まう神々を統率していた最高権力を持つ神々。他の神の陰謀によって地下に落とされ、かつての力を失う。
現在は定期的に使徒を導いている模様。
風神アーティシア
風と芸術を司る神。かつては相手を石化させたり、溶かしたりする能力を持っていたが、地下に落とされた際に使えなくなった。
攻撃が当たらない風の身体を持つ。
政治には一切関与しない、珍しい神。
古代龍
ロサリアに呪いをかけたとされている12の龍の総称。かつて、最古の魔王ドヴォルザークに仕えていたが、現在は魔族にも人間にもつかない中立の姿勢を見せており、各地
生息している。
12の龍の中で頭抜けた強さを持ち、ドヴォルザークの右腕でもあった龍王は現在、消息が不明。
最古の魔王 ドヴォルザーク
混沌と殺戮を司るとされている恐怖の象徴。人類共通の敵でもあったが、初代勇者によって討伐された。
討伐された今でなお、恐怖の象徴とされている。
初代勇者
ドヴォルザークを倒した人類の英雄であり、数多ある無属性魔法の開発者。『閃光』、『賢者』、『無双』など、千の異名を持つとされているが、本名不詳。
女性で、転移者であるとの噂がある。
風神は彼女のことをドヴォルザークと呼んだ。
神獣
妖狐の姿をした神獣は現在仮死状態で、ナーシャの霊廟に安置されている模様。
風神は神獣のことを『神になり、堕ちた初代勇者』としている。
草神バローナ
草と勇者の国ナーシャの男神。直接ナーシャを統治しているが謎に包まれている神でもある。
魔族
数は少ないが、個の力が莫大な種族。人々の恐怖を喰らう。人類と敵対関係にあり、各国に隠密部隊を忍ばせている模様。
今代魔王
不明
七聖賢
今代魔王に仕える7人の魔族。各魔法のエキスパートが集まる。七聖賢内に序列は存在しない。
魔法について
体内にある魔力を用いて行使する術のこと。空気中にある魔力を用いる術は魔術と呼ばれ、区別される。
空気中にある魔力を一旦取り込み、再び放出する魔術は効率が悪く、魔法の下位互換とされる。
威力により、等級が1〜10に分けられるが、明確な区別の指標はない。
同じ魔力消費でも、魔法への変換効率の差によって威力が異なる場合がある。
【あとがき】
意外と1話で纏まったし、テストやら何やらで忙しいので明日はお休みさせていただくことにしました。
明後日から2章ですのでこれからもお付き合いいただけると嬉しいです。
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