いやがる恋人のマタを、無理矢理開いて見ようとする男子高校生!!!

立花 優

第1話

「だから、モタモタしてないで、早く開いて見せてくれよ」



「嫌よ、恥ずかしいし、それに汚いもん」



「僕が来る前に、さっき、家のお風呂でシャワー浴びたんだろう?だったら、汚い訳無いじゃん」



「でも、やっぱり、駄目。



 親にも見せた事無いのよ。いくら、小学校以来の付き合いだと言っても、礼儀ってもんがあるでしょう」



 この二人は、高校二年生で、同級生。



 話の流れでも分かる通り、幼なじみで小学校・中学校・高校と、いつも一緒でやって来た仲だ。



 口の悪い同級生達は、二人はもう出来ている、イヤHまでしているともっぱらの噂だが、キスすらした事の無い清純派カップルで今まで通して来た。



 彼の父親が、産婦人科医であって、彼、大西秀一には、それはそれは厳しい性教育をして来たからだ。



 産婦人科医の父親から見れば、経験の無い者が、避妊具を付けても、横から漏れ出したり、中で破れたりして、避妊率100%は保証されないからだ、と言う。



 なので、自分で責任を取れる身分になってから、Hしても良い、と。最低・最短でも、国立大学医学部合格が、条件だったのだ。



 だが、今日ばっかりは、その雲行きが怪しいのである。



 ここは、彼女の家で、今日は、週一の勉強会の日でもある。



 勿論、両家の親公認の間柄だから、彼女の両親も妹も、家にいない。若い男子高校生と、女子高校生の二人きりなのだ。



「えーい、この僕にも、我慢の限界って言うものがある。限界オーバーだ。

 どうしても、見せてくれないなら、ここは、力尽くで、実力行使させてもらうよ!」



「だから、駄目だって、言っているでしょう……聞き分けの無い人ね」



「ああ、もうこれ以上は待てない。折角、薬局で買ってきたアレも無駄になっちゃうじゃないか。



 よし、決めた、ここは、もう実力行使だ」と、宣言して、大西秀一は、同級生の彼女:本田林檎に、近づいた。



「イヤよ、辞めてよ、私の乙女心、傷つけ無いでよ!」



「馬鹿な事を言ってないで、さっさと、この僕に開いて、全部、見せなさい」



「イヤよ!絶対」



「イヤよイヤよも、好きのうちってね、昔から言うだろうが……ああ、もう、我慢の限界だ」



 と、いきなり、彼、大西秀一が、彼女、本田林檎に飛びかかった。



 そう言って、彼女の左足の、5本指と4本指の、間を、こじ開けた。



「ホラ、水虫が悪化して、こんなに酷くなってるじゃ無いか!



 これは、薬局で聞いたら一番良く効く真菌剤、つまり水虫の薬だ。綿棒で塗って、そのあと、ガーゼで覆い、絆創膏で固定するのさ。これでも医者の息子だ。下手な看護師より処置は上手いよ」



「ああ、とうとう見られちゃったか……」と、残念がる彼女。



 ホンの淡い青春の一コマである。



 期待されて、読んだ方、一発退場ですよ!!!

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いやがる恋人のマタを、無理矢理開いて見ようとする男子高校生!!! 立花 優 @ivchan1202

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