砂と海風、無敵の恋。


読後。
ほとんどの読者が、ほわほわして、あまり言葉を選ぶことができないでしょう。

ですからわたしが、がんばってレビューを紡ぐのです。
言葉選びには自信があります。
必ず、あなたをこの物語の世界に引き摺り込んでみせましょう。

よいですか。
いきますよ。

……。

かわいい。
ララナさんかわいい。
ああ。かわいい。

……。

冒頭からふおんと、物語の世界にもっていかれます。
望まぬ婚姻の場に現れた、愛らしい踊り手さん。
すぐにみなを魅了します。
おやおやヒーローはすぐに落ちるよね、と思って追っていくと、けなげなヒロインに寄り添っていくと、思わぬ事態にあなたは直面するのです。
陰謀、策略、罠、そして。

わくわく、どきどきするでしょう。
それでもあなたは、思うはず。
このヒロインなら、ララナさんなら。

絶対に負けない。
負けるわけがない。
だって、無敵の恋を、してるんだもの。

さあ。

わたしといっしょに、ララナさんの後を追って走りましょう。
白い砂を踏みながら、海の風を感じながら。

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