砂と海風、無敵の恋。
- ★★★ Excellent!!!
読後。
ほとんどの読者が、ほわほわして、あまり言葉を選ぶことができないでしょう。
ですからわたしが、がんばってレビューを紡ぐのです。
言葉選びには自信があります。
必ず、あなたをこの物語の世界に引き摺り込んでみせましょう。
よいですか。
いきますよ。
……。
かわいい。
ララナさんかわいい。
ああ。かわいい。
……。
冒頭からふおんと、物語の世界にもっていかれます。
望まぬ婚姻の場に現れた、愛らしい踊り手さん。
すぐにみなを魅了します。
おやおやヒーローはすぐに落ちるよね、と思って追っていくと、けなげなヒロインに寄り添っていくと、思わぬ事態にあなたは直面するのです。
陰謀、策略、罠、そして。
わくわく、どきどきするでしょう。
それでもあなたは、思うはず。
このヒロインなら、ララナさんなら。
絶対に負けない。
負けるわけがない。
だって、無敵の恋を、してるんだもの。
さあ。
わたしといっしょに、ララナさんの後を追って走りましょう。
白い砂を踏みながら、海の風を感じながら。