第5話

「所でミーシャ嬢皇国はどの様な国なのだろうか、王国は国交が無くよく知らないのだ。」「そうニャァお爺ちゃんみたいな格好の人がいっぱい居るニャ、建国は約500年前異界からの神の御使が建国したって言われてるニャ今の帝は3代目らしいニャ」

「帝か、儂の手の届かぬ所に座す《おわす》天上のお方、お会いする事が出来るのであればお会いしたいものよ」「ニャ?お爺ちゃん会いたいのかニャ?」「ほう、帝に知古でもあるのか?」「無いニャ。でも10年に一度剣帝祭っていう帝に剣技を献上する大会が開催されるニャ、運がいいことに今年剣帝祭の開催される年ニャ」「ミーシャ嬢、その大会がなんの関係がある?纐纈殿が帝に会ってみたいという話と関係ないだろう」「大アリニャ優勝したら帝に会える可能性が有るニャ」「成程。向かってみるのも良いなしかしその前に王都へ戻ろう」王都へと向かう道すがら旅の商人から鉄鍋を買う「ミーシャ殿エルノーラ殿日も沈んで来たこの辺りで野営をするか」渓流で水を汲み火を起こし水を沸かす、腰袋から茶色い玉等を取り出す。「纐纈殿何だそれは、茶色い玉と乾燥した穀物?と紐?それは食べ物なのか?」「なんか良く分からない物を食べさせる気ニャお爺ちゃん」「ああこれか玉は味噌玉穀物は乾飯ほしいい紐は芋茎縄いもがらなわ所謂陣中食、兵糧だな簡単に持ち運びに出来るそれに助けた女子には固い物より粥の方が良いだろうと思ってな」皆で食事を行い歓談をしている内に夜が明け王都へと向かい到着後組合に少女を預け皇国へと向かう

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剣豪異世界へ 巫玲 @mitaka212429

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