神様がくれた最期の贈り物。
作者さまの「たくさんの手紙」のその後のお話。
是非そちらを先に読んでもらえたら…、いえ! 是非、そちらを先に読んで欲しい。
だって、主人公に訪れている悲しさも切なさも、沢山の想いが読者のみなさまにもっともっと届くと思うから。
私はやり場のない切なさに共感し、涙しました。
そんな女の子に訪れた最期の時は、きっと頑張った彼女へのご褒美であって欲しいと切に願います。
胸をかきむしるような切なさがここにあります。
そして、きっと読み終わった後に、大切な人をギュッとしたくなるんだと思います。
大切な人たちと生きる、限りある人生を時間を大切に。
僕はなんだかね、悲しくて、さびしくて、ああ、これは知っている、泣きたくても泣けない時の感覚だって思った。
この物語は「たくさんの手紙」という短編の関連作となります。
ここにある感覚、僕はね、思い出すんです。何かと言われると、わからなくて、形や言葉にする事も必要なくて、ただ思い出すんです。
そんな想いの残照に身を浸して、ただ悲しくて、さびしくて、そんな感覚だけの世界にいるんです。
わかりにくいですよね、ごめんなさい。
でもそんな気持ちのレビューをお届けします。
考えて、深く入って、色々結びついて見えて来る、そんな読み方を僕はしなくて、筆者様には申し訳ないけど、こうね、涙が水面に落ちた波紋みたいに広がって、その波のほんの些細な、もう消えゆく一瞬の揺らぎみたいな、もう全然わかんないですよね、そんな感覚。
でも、お勧めは致します。
あのね、本当にわかりにくくて申し訳にないですけど、どうか宜しくお願いします( ;∀;)