第4話 古から現代までその山その裾野は脈々と連なる
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最近だと多崎礼さんの小説「レーエンデ国物語」です。理由は、読んでいると物語の世界が本当に実在すると思えるほど世界観と物語に惹き込まれるからです。
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書き贈り詩人の方
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1・ストライクウィッチーズ
ジャンル:アニメを中心としたメディアミックス
作り込まれた異世界で、剣と魔法の英雄戦記をやっている、という辺り、条件的にはかなり本格ファンタジーのそれなのではないかと。これを否定するには絵面や雰囲気みたいな主観が要りそう。
2・風来のシレン
ジャンル:ゲーム
ゲーム部分しか基本みんな見てないし私も見てないけれども、やってることは和風異世界ヒロイックファンタジー。おにぎり食ってるだけでかなりファンタジーに見えなくなるのが面白いところです。
3・進撃の巨人
ジャンル:漫画
世界観の作り込みと、オリジナリティを考えると、かなり異世界本格ダークファンタジーなのではないかと。というか近年で世界で一番売れたファンタジーはこれかゲースロなのではないかと。
4・Sound Horizon「Chronicle 2nd」
ジャンル:音楽アルバム
音楽ってジャンルから挙げてる人居なさそうだったので(エメラルドソードサーガとかあってもよさそうなのに)まぁ、内容的にはファンタジーでしょう。
聖戦のイベリア辺りの方が好きなんですが、スペインだしちゃんと異世界のこっちに。
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『安らかに眠ってろ -霊鎧探偵・烏堂 社-』現代ファンタジー/残酷描写有り/暴力描写有り
https://kakuyomu.jp/works/1177354054893412550
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失礼します、ラノベのかくて謀反の冬は去り、TRPGプレイヤーが異世界で最強ビルドを目指す〜ヘンダーソン氏の福音を〜です。両作品とも詳細に造り込んだ国家、宗教、政治体制、民族、文化風習等の設定を作品に組み込み丁寧にキャラや物語を動かしていると感じられるからです。
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一般垢の方
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邪道かもしれませんが、幼少の頃に出合ったナイトガンダム物語が私にとってのファンタジーの基準になりましたね
熱さとダークさのバランスがとても良かった
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一般垢の方
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外から失礼します。
トールキンです。
『指輪物語』が有名ですが、その前段階が長くあり、日本語訳されている中でおそらく最も情報量が多いのは『シルマリルの物語』です。世界の創世から始まります。地図、家系図、独自言語の辞書、索引がついており、まさにひとつの世界を創り上げた作品です。
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『ハチドリ』ヒューマンドラマ/お仕事/恋愛
https://sutekibungei.com/novels/f5d386cf-6801-4c61-bd3f-2728d4b5c434 https://sutekibungei.com/novels/f5d386cf-6801-4c61-bd3f-2728d4b5c434
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他の方と被らない所ですと、『ネシャン・サーガ』『盗まれた記憶の博物館』『パーラ』などラルフ・イーザウ作品を推します
ラノベ系列の作品なら、吉野匠先生の『レイン〜雨の日に生まれた戦士〜』が原点ですね
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『時戻りのアネモネは、風の精霊と愛を知る』恋愛/暴力描写有り/ファンタジー
https://kakuyomu.jp/works/16817330654391785214
https://ncode.syosetu.com/n6183ii/
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ゲド戦記とか風の十二方位とかのルグィン作品が衝撃的でしたねえ。ゲームだとPCエンジンの天外魔境Ⅱという作品が和風ファンタジーの重厚な世界構築にエンタメとして挑戦していて良かったです。
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『進学先は異世界、就職先は後宮 ~れおなの絶叫昂国日誌~』異世界ファンタジー/暴力描写有り/中華風
https://kakuyomu.jp/works/16817330664001690873
https://ncode.syosetu.com/n6836ik/
いかがでしたでしょうか?
私は友人がサンホラをよく好んで聞いていたのでその懐かしさを思い出し、またケルト系が好きで志方あきこさんの歌を聴いていたなぁとか、記憶が蘇りました。
また、十二国記の三十周年記念ガイドブックを入手。
短編を読んで本格ファンタジーの世界へと再び旅をしたのでした。
思い返せば、一番古い記憶というか衝撃を受けたファンタジーは『アステカの少女』でした。
今はもう絶版で手にすることのできない本になってしまいましたが、その出会いは鮮烈な私の記憶となって、今日も胸の奥に、灯火をたたえています。
幼少の頃とてもさみしい思いをした私は、ファンタジーの世界に入ってはそこにある悲しみと立ち上がる人々とその愛に慰められ、また現実で私が気付きにくかった周りからの大事にしているという気持ちに、目を向けるきっかけをもらったりしました。
豊かに、笑顔を持って生活を今日まで続けていられるのは、そうした先人たちが綴り、残してくれた言葉と共にきちんと周りを見つめ成長してこれたからでもあります。
とまぁ、自分語りもたくさんありまして。
もちろん今回ありがたく手とキラキラとした宝物のような言葉をお借りした方々にも、それ以上の想い、考え、記憶、感情などが、それぞれの体の奥底に染み込んでいることと思います。
私たちがこれからもそれを大事にしながら、周りへと目をむけ、そうして先人たり得るようにコツコツと生活を営んでいけたならば。
また更なる豊かなファンタジーの土壌も、広がっていくだろうという強い予感を、ここに記しておきたいと思います。
最後になりますが、今回募集をかけ、作例を出してその作品への想いを綴って掲載許可をくださった方々に、心からの感謝を。
ありがとうございました。
人に聞く「本格ファンタジーとは」 作例と想いを訪ねて 三屋城衣智子 @katsuji-ichiko
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