このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(193文字)
性と言うのは生きていくうえで数ある要素の1つに過ぎないのに、時として他の全ての要素を食い潰すようにふくれ上がる。性や愛は人の中でも最も強くてコントロールが、出来ないものかも知れない。そんな事を読んでいて感じさせられました。心理描写が素晴らしいので、一基に読まされました。
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本当に、なんと表現していいかわからないくらいのリアルです。女性の中には、多分少なからず存在する話です。だからこそ、胸が苦しくなるような、ああ、わかってくれる人がここにいた、って安心してしまいそうな、何とも言えない気持ちになる。黒いしまこは本当に侮れないのです。もう、語彙力喪失でなに書いていいかわかりません。物語って、すごいな、って思います。衝撃作ですよ、ほんと。もうこれ以上書けません。ギブです。(笑)しまちゃんは、すごい。
女のしあわせって 何?わたしは わたしを だいじに したい。ただ、それだけ だから。。。。。。。。。女性が置かれた現代の状況をかくもありありと物語る。これは、あなたの隣人の話かもしれない。そして、夏帆に共感できない人の方が、もしかしたら幸せなのかもしれない……(共感してしまうのは、あなたも哀しみを抱えた人だからでは?)そんな現実が描かれているのです。