突然現れた失礼な男に、死神のパートナーに選ばれた、と告げられた主人公の睦月。言っている意味が分からないし、この男はまともではないと思った主人公は、もちろん断りますが———どうやら、選択肢はないらしい。
とんでもないことに巻き込まれた睦月ですが、パートナーは、とても優秀な美少年の死神で、しかも、彼にとって睦月は、特別な存在のようです。
この物語は、死神というキーワードは出てきますが、決して暗い話ではありません。
主人公の睦月は飾らない性格で、時には辛辣な心の声が聞こえてきますが、それが楽しいです。
そして、意地悪で飄々としている上司や、その上司から必死に、睦月を守ろうとする美少年の死神など、キャラクター設定がすごくしっかりとしているな、と思いました。だからこそ、物語が面白いし、共感できるんだと思います。
一度読み出すと、先が気になって仕方がなくなってしまいます。ぜひ読んでみてください!
まだ見たことのない物語を読んで見たい人に、この物語を強くおすすめしたいです。
死神の話とありますが、その死神さえ独自の設定を持っていて、多くの謎がありました。
そもそもこの物語の死神とは何なのか?
何故主人公が選ばれたのか?
読んでいくほど、謎が謎を呼ぶのです。
他の方もレビューに書かれているように、頭一つ抜けた才能を感じます。
悔しいけれど、天才はいる!
そう思ってしまうほど、この物語のクオリティーは素晴らしかったです。
もっと有名になってほしい、、、
そう思い、微力ですがレビューすることにしました。
読んで損はないです!
むしろ無料で読んでいいのかと思うくらい凄い話でした。
私が今一番書籍化してほしいと思う物語です。
ぜひ読んで見てください!
これからもずっと応援しています!
主人公は現世に生きる人間の女性で、突然やってきた男に死神のパートナーになるよう求められます。
パートナーの死神は超絶美少年。
そして、主人公に対して重すぎるほどの感情を抱いています。
彼らの上司は一癖も二癖もある男で、顔はいいがちょっと胡散臭い死神です。
序章はこの三人で進んでいく物語ですが、三人のキャラも相まってか流れるように読み進めてしまいました。
一生からはキャラクターも大幅に増え、個性豊かなメンツにワクワクが止まらなくなっていきます。
この物語の凄いところはいくつもありますが、特に挙げるなら登場人物の魅力が強い部分にあると思います。
それぞれの個性が際立っており、文章だけでどのキャラクターかすぐ理解できるのです。
これだけのキャラを上手いこと扱う作者の技量に驚かされました。
私の好みともドンピシャですが、それ以上に読んだものなら感じる異彩が詰まっています。
とにかく読んでみてほしい。
読めば読むほど、この物語がどれだけ緻密に練られた作品なのか分かってくると思います。
初めの方に出てきた設定を後々に生かし、伏線の回収も驚くほど巧みでした。
ぜひ紙の本で読んでみたいです。
今後も応援しております。
愛する猫の 居ない世界は
ただ無機質な 箱の庭
漂う心 繋ぎ止めるは
死神名乗る 美少年
己も知らぬ 真実は
いつも突然 やってくる
死神を題材としたお話はいろいろとありますが、
本作、ここに登場する死神たちは一味も二味も違う、個性派揃いの素敵なキャラクター達。
文章が読みやすいのはもちろん、その表現力も頭一つ抜けており、
しっかりと練り込まれた設定と世界観は、
読めば読むほど、物語に惹き込まれていきます。
各所に散りばめられた伏線が、綺麗に編まれて、
最終的にどんな形になるのか、今から楽しみにしています。
バディモノの側面もあり、互いの関係性を見ながら、時にドキドキ、時にハラハラ、時にほっこりできる、一粒で何度も美味しい名作です!
是非とも、ご一読いただきたい!