美少年に守られながら、死神のお仕事始めます

突然現れた失礼な男に、死神のパートナーに選ばれた、と告げられた主人公の睦月。言っている意味が分からないし、この男はまともではないと思った主人公は、もちろん断りますが———どうやら、選択肢はないらしい。

とんでもないことに巻き込まれた睦月ですが、パートナーは、とても優秀な美少年の死神で、しかも、彼にとって睦月は、特別な存在のようです。

この物語は、死神というキーワードは出てきますが、決して暗い話ではありません。

主人公の睦月は飾らない性格で、時には辛辣な心の声が聞こえてきますが、それが楽しいです。

そして、意地悪で飄々としている上司や、その上司から必死に、睦月を守ろうとする美少年の死神など、キャラクター設定がすごくしっかりとしているな、と思いました。だからこそ、物語が面白いし、共感できるんだと思います。

一度読み出すと、先が気になって仕方がなくなってしまいます。ぜひ読んでみてください!

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