第6話、澪との初デートの前日。

そして、今週最後の平日に俺は早朝4時に起きた。




昨日シャワーを浴びなかったのでまずシャワーを浴びて


ドライヤーもせずに自分の部屋に戻ってコーヒーを淹れた。


俺は、甘いコーヒーが好きなので今回はめちゃくちゃ砂糖やミルクを入れて




そのままパソコンの前に再び座り、昨日に引き続き


精神論や感情論などの調べものをしようとしたが、


そういえば明日は、澪と遊園地に遊びに行く予定を思い出した。




事前に澪から


(私、全然わからないから予定を考えたり場所や


アトラクションなどを考えといてほしいです。)


と言われていたので、




多くのサイトを見て俺がいいなと思ったのが、今いるこの防衛省から一番近くにある


四谷駅から東京メトロ丸の内線に乗り東京駅から京葉線に乗り換えてそして、


舞浜駅を降りる。


そして、先にある『ディ〇ニーランド』に行くことがいいかなと思い、


後で澪に相談することに決めた。


これは、調べてみてわかったことだが、今アメリカと戦争している日本になぜ、ディ〇ニーランドがあるかと言うと、お互いの国同士が、娯楽はお互いに共有しようと決めており日本にはディ〇ニー

アメリカにはマ〇オやド〇えもんなどのゲームやアニメが普通にみらていることが分かった。



俺は、再び先ほどの続きの調べものをして、


気が付いたら総員起こしのラッパの音も気にせずに


朝7時になっていた。すると澪が俺に気づかれないようにそっと俺の部屋に入ってきて


俺の後ろに来た。


そして、肩をトントンと叩いてきた。




俺は、急に叩かれたので


「ひゃっ!」


と変な声を出してしまった。




すると澪が


「颯さん笑笑


変な声を出さないでください笑笑


そんなに驚きました?笑笑」


と俺が変な声を出したことがつぼに入ったようで


しばらくの間笑っていた。




そんな澪を見ていると俺まで笑いたくなってしまって


結局、二人で爆笑した。




そして、澪に


「そんなに集中して何を調べていたのですか?」


聞かれたので




俺は、少し恥ずかしそうに


「実は、明日のことを調べてた。」


と言うと澪は


めちゃくちゃ嬉しそうに


「ありがとうございます!」


と言ったので、


また二人で爆笑してしまった。




そろそろ朝ご飯を食べないと今日の業務に間に合わないので急いで


食堂へ向かいそして、二人で急いで食べながら今日の予定を確認した。




今日の業務は9時から今後の作戦に関わる会議があって午後から


作戦の物資の運搬について考えたり、もっと作戦の詰めれるところを詰める仕事があるので、




まずは、会議があるので二人で会議室へと向かった。


そこでは、次の攻略する島についての会議が開かれていた。




まず、とあるえらい将官が


「今後の作戦についてのとても大事な会議をする。


次は、どこの島を攻めるか話し合ってもらいたい。」


と言われたので、




俺は、そこでそろそろミッドウェー島などの


アメリカ本土に近い島を攻略したいと


意見を出してみた。




すると多くの将官が賛成してくれたが、


ある将校が、


「南にアメリカと同盟関係にあるフィリピンを攻めよう」


と提案してきたので場は意見が割れた。




俺は、先にアメリカとの物資輸送航路を断ちたいと思ったので、


その意見を提案したのだが、その将校が一歩も引かず場は混乱。


そして意見が割れたまま


今日の会議は時間切れで終わってしまった。




そしてお昼となり、澪と一緒に手作り弁当をお昼に食べた。




(今日も美味しいなぁ)


と思いながら食べていた


その時に俺は、先ほどの会議のことについて澪に相談した。




「なんであの将校はミッドウェー島ではなく、フィリピンなんだ?


ミッドウェー島なら相手の補給物資を断てるのになぜそこまでフィリピンにこだわるんだ、」


と澪に聞いてみた。




「私の意見としては、颯さんに賛成ですが、


ただ、フィリピンもミッドウェー島と同様に


南からの援軍の補給路であることを忘れないでください。」




その言葉を聞いて感情的になりやすい俺だが、昨日の本に書かれていたこともあり納得した。




たしか昨日調べた本の中に


『相手の意見を尊重したり


相手のことを否定しすぎずに自分の意見を言うとよい』


と書かれていた。




そして、お昼ご飯を食べ終わり、


俺と澪は部屋に戻り、物資の運搬や作戦の詰められるところ


を一緒に考えた。


でも俺は、アメリカ側の補給路を断ちたい考えなので


そのことを踏まえて俺たちの意見をまとめた。




そして、いつもより早めに今日の業務が終了した。


お互いに


「「今週は疲れたねぇ~」」


と言いそれに引き続きお互いに今週の一番の楽しみである


明日のことについて話した。




すると澪は興奮した様子で


「ここも行きたいしあそこも行きたい!」


と言い始めた。




それは、俺の予想通りだったので、


「じゃあ回れる限りすべて回ろ?」




と言ったら澪は、今までにないくらい笑顔で


「じゃあ、お願いします!」


と言ってきたので、俺は明日、澪を全力でエスコートをするつもりで


「はい!こちらこそお願いします!」


と言って二人で笑った。




そしてじばらく明日のことについて話していたら




夕食の時間となったので、


二人で初めて夕食の時に食堂へ行った。


二人でご飯を盛って今回も澪と一緒のメニューにしようと思い生姜焼きにした。




そして仲良く


「「いただきます!!!」」


と言って明日のことも話しながら仲良く食べた。


食べ終わった二人は、


「「明日はよろしくね!」」


とお互いに楽しみにしていると伝えて


各々の部屋へと戻り明日の準備を始めた。




明日は、7時に集合して、9時の開園時から遊べるように行くので


今日は早くシャワーを浴びて寝て明日のために備えた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

高校生活を楽しんでたら成績が優秀すぎて軍隊の将校にさせられていた件について。 水鳥川倫理 @mitorikawarinri

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ