ある意味これで完成かも知れない。

 このお話は全て続きがありそうで、終わっている。

 ……いや、恐らく作者の中では終わっていないのだろう。ただ、エピソードが纏まっていないか、本質的に伝えたい部分がピンボケ状態のままで書き始めてしまったのだ。……と、思いたい。

 かくいう、私もなのだが、普段の生活の中や、ふとした切っ掛けや、何かを見たり、聞いたりした瞬間『降りてくる』事がまま起こる。それは物語の始まりだったり、切り取られた瞬間だったりと……。

 そしてそれが頭の隅に残ってしまい、モヤってしまうのだ。

 結果、書くことに喜びを覚えている人間は、すぐに書き貯めてしまう。

 そうして、中途半端に出来た物語のプロットや、お話の冒頭部分が量産されていく……。

 そうして散らばって、書き置かれてしまった沢山の物語達。

 続きはいつか、始まるのだろう。

 現に一つは書き始められている。

 これは、あくまで原石の置き場。

 いつか、全てのお話が報われますように。

 読んで、覚えて共感したい。