思わず笑ってしまう誤字ってあるよね

他人の予測変換結果には検索履歴とは違った面白さがあると思います。

web会議中の共有画面で卑猥な変換候補が出ると吹き出しそうになります。普段真面目な部長の画面だったりすると尚更です。
検索履歴と違い、本人には何も咎がないことが多いですが、そんな思いもよらないギャップが笑いを誘います。

さて、本作はしばらく前に流行した「クソスキルが実はチートだった」系ですが、ワープロソフトが如くスキル名を変換・誤字修正するこで強スキルに作り変えるところに一捻りあります。

その塩梅が肝要で、変換後の一見意味不明なスキルがチートだったり、明らかに変換するために用意されたような無理矢理な名称の弱スキルだったりと、高尚な言葉遊びでない・思わず笑ってしまうようなユーモアに溢れた作品となっています。
まるで他人のしょうもない誤字を見つけてしまったときのような、、、肩肘張らず、クスッと笑える良作です。

なお物語のスケールが拡がるにつれ、ストーリー重視のお話になってきます。それに伴い加速度的にトロフィーワイフが増えます。ハーレムタグがついていますが、苦手な方は注意が必要でしょう。