雲の涙

太陽は雲の後ろに隠れ、ひまわりの視線から逃れようとする。まるで恋してるみたいだねと雲は言う。すると太陽の温度が少し上がった気がして、雲はくすくす笑った。こんなにも君の近くにいるのに、私の気持ちに気づかないなんて、とても残酷じゃないか。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

140字のいとおしさ 三つ葉るる @mi2haruru

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ