あとがき

時は都合よく。

思い出をトリミングしてくれます。


半世紀近い。

遠い記憶を。


僕は今。

酔いの中で、なぞっています。


霞んだ記憶が。

心地良く蘇ってくれて。


十四歳の君と僕が。

微笑んでくれました。


ひとつ。

言えることは。


歳を重ねることも。

満更、悪くはない。


そう。

思えるのです。



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秋の恋 進藤 進 @0035toto

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