君と奏でるメロディなら、愛であふれた明日になる気がするんだよ

辛い出来事は、すべての人に降りかかる。
諦めるのか、見過ごすのか、乗り越えるのか。
どうなりたいかを決めるのは自分であり、諦めずに兆しを見つめ続けることが大切なことを教えてくれる。

病気で楽器を演奏できなくなり、からっぽになった彼女が、辛い目に会いながらも幸せな日々を掴み取る話。

楽器は、中身が空洞だからこそ、良き音を奏でている。
また、演奏者自身も楽器でありブレスが大事。
深いブレスができるようになると、肺を中心とした体の内部も同時に響いているので、音も良くなる。
いかに空洞部分である、からっぽが大切なのか。

そう考えると、なかなか良いタイトルである。