濁った人々の悪意と、微かに差し込む一筋の光明の物語

現代日本版の魔女裁判、と言える老害対策法。
拍車をかける様に、人々は勢いのままに死刑をエンターテイメントに変えてしまい。この法律を定めた大豆生田総理大臣もまた、阻む者を排除していく。
濁った悪意は徹底的に巻き込んだ人々を傷つけながら膨らんでいく。
そんな巨悪に立ち向かい、抗い、光り輝く主人公達。
その結末、その先に彼らが幸福になれる様な人間賛歌に満ちた未来を築いていける事を信じたいものです。

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