青いキャンバスに描かれた1枚の絵画のよう

とある夏の一日で起こった一つの恋の終わりと一つの恋の始まりを描いたお話です。ジンジャエールをキーアイテムに登場人物の様々な思いが交錯するのですが、そんな淡い感情を表現するための舞台装置としての繊細な情景描写に唸らされました。強い風が吹くシーンが2度あるのですが、いずれも情景が思い浮かびあがってきて、ぜひイラストで見てみたいですね。
さらっと読むことができる良いお話です。