自己満ノート

弱い人間

いつからだろう。

こんなに人の目を気にするようになったのは。

いつからだろう。こんなに生きづらさを感じるようになったのは。

外に出る事すら怖い。

　幼い頃は毎日が楽しかった。学校から帰ってきて玄関にランドセルを雑に置いてゲーム機を片手に近所の公園に集まったり。

夏休み最終日直前に宿題に追われながら、夏休みが終わってしまうことの寂しさや友人に会えることの楽しさを考えたり。

楽しかったな。

もうあんな気持ちにはなれないのだ。いつから人と話す事が怖くなったのか。思い出す事もできない。

昔のトラウマとも呼べる記憶にとても重い蓋をしている。

いつからかこの世界を否定し続けている。誰かが肯定してくれればそれだけで生きる希望になれるのに。

そんな思いを抱えながら何者にもなれずただ時間だけが過ぎていく。

そんな儚い人生。