一話ごとの意味

この作品は、一話ごとに怪談を語る形式。
眠る間際、母親が子供に絵本を読み聞かせているようなものだと、読んでいて感じた。
何故、お話が小分けされているのか、小分けだけに怖さとわけている、というわけではななそうで、その答え、いや意味は読み進めていくうちに判明するから恐ろしい。
確かに一話一話は、小さなお話でしかない。
塵も積もれば山となるとあるように、いくつものピースが合わさって一枚の絵を描くように、お話も合わされば一つ意味を成す。

読んだ時点で、あなたも既にこちら側……

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