愛は他人想いなのに時として独り善がり。秘密にして置きたいようで知って欲しくもある想い。この短編はまるで何かの歌詞のように多面的に捉えられて、想像の世界の虜にしてしまう。良質な歌詞や小説は色んな解釈が出来ると言うけれど、これは正にそう思えますね……
ずっと秘密でいたいけど、でも明るみに出て欲しい。愛しているけど、でも……。矛盾が目立つ素敵なお話です。相反する思いが見えます。でも、それはあくまで、主人公の愛を引き立てる脇役に過ぎないのかなと思います。素敵な物語です。貴方も是非読んでみてください。
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