エピローグ:結末
やがて共和国がアルザッツ地方を再度奪取したと言う報告が王国にもたらされると共に、共和国は王国に対し宣戦布告を行い、二度目の戦争が始まる事となった。
戦争は泥沼の様相を呈し、数十年もの戦乱が双方を極限まで疲弊させる。
ようやく停戦協定が結ばれたものの、王国と共和国は国の体裁を維持できる力を残しておらず、第三国に領土を全て奪われ、歴史の露となって消えたのであった。
徴税人、ヴァレーの悲劇 綿貫むじな @DRtanuki
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