トライアングルぱにっく❣️
mikado.s
第1話始まりの出会い
1、都内某所アスカラ大学の一角、壁の隙間にある二つの影。
「ん・・・は・・ぁ・・」
息を殺しながら吐息を漏らすのは、この大学の3年天王寺隼人(てんのうじ はやと)
髪の毛は、くせ毛で赤茶色に染め後ろ髪を束ね釣り目でピアスを複数開け
この大学の人気バンド【カリファクト】のヴォーカルである。
「静かにしてないとダメだよ・・・」
もう一つの影は、同じく3年でこの大学きっての秀才翽准一郎(はばたき じゅんいちろう)
隼人とは、打って変わって黒髪・眼鏡で白衣を着こなし学内でも隼人負けず劣らず
女子からの人気が高い。
「だから・・・ぁ、こんな所で・・・するな・・・って、言って・・・る・・ん」
准一郎は、隼人の陰部を手で嬲りながら耳へ舌を這わせる。
准一郎が陰部を嬲るたびに隼人の身体がビクビクと反応する。
2,同刻アスカラ大学キャンパス内、小柄な女子学生桜小路美剣(さくらこうじみつるぎ)は、20歳とも思えないほど小柄で148cmの身長のせいか頻繁に小学生に間違われるほどである。
髪の毛は、長く腰ほどまであり髪の毛の中ほどで結び少し茶色い髪の毛をなびかせながら構内を絶賛迷子中だ。
「うぇ~ん。ここどこぉ~」
構内を歩きまわり人気のない校舎軍の中で半泣き状態だった。
だいぶ歩いた頃校舎と校舎の間からなにやら声が聞こえてきた。
(誰かいるのかな?道聞いてみようかな?)
美剣は、声のする方へと足を向けた。
声のする方へ近づくにつれその声が男性の喘ぎ声だと分かった。
美剣は。静かに声の主へと近づいた。
「もぅ・・・逝くからぁ・・・離して・・・。」
隼人は。快楽に身をゆだね准一郎へ懇願し果てた。
美剣は、その瞬間をばっちりと目撃し准一郎と目が合った。
准一郎は、美剣にむかってにっこりと爽やかに微笑みかけると
「あーあ。見られちゃったね。」
悪戯っぽく微笑むと隼人の顔を撫でた。
美剣は、気まずさに耐え切れず・・・
「す・・・すみませんでした!!」
そう言うと美剣は、おもむろに走り去った。
トライアングルぱにっく❣️ mikado.s @sora2488
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。トライアングルぱにっく❣️の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます