少しずつ歩み寄り、二人は種族を超えて愛を育んでいく。

この二人、こんなにも距離があって大丈夫なのか……というのが、最初の印象です。
けれど、少しずつ歩み寄っていく二人。その様子がとても丁寧に描かれていて「わーーたまらん!」と何回なったことか。

もちろん、幸せなことばかりではありません。
ヴァンパイアへの差別、オフィーリアへの仕打ち……何故、こんなにいい人達がこんな目に、とわたしが悔しくなったのを覚えています。
それを、二人で乗り越えていく。いえ、乗り越えていきました。

最後まで読み終えて思ったのは、この二人は出会うべくして出会ったのだということ。
幸せな家族の光景に、胸があたたかくなりました。

これからも、ずっとずっと、幸せに。
皆様もぜひ、読んでみてください。

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