突如、儀式によって異世界へ召喚された菊森 新(きくもり しん)。どうやら太陽の御子として召喚されたそうだが、御子にあるはずの太陽の印はシンの体のどこにもなかった。その代わりにモフモフの耳とモフモフの尻尾が…
勝手に召喚された挙句、見た目のせいで魔物扱いされたシン。死神の住む城へと追放されたシンは、そこでグリモアと名乗る死神と出会う。
素直なグリモアの反応や、嫉妬する聖騎士ライナルト、読んでいて心配になるドジっ子魔法使い(?)エミーなど。読み進めていくうちにそれぞれの性格が明らかになっていき、話が進むにつれて魅力に引き込まれていきます!
ただのグルメ旅かと思いきや、メンズ達の絆もあり、あっと驚く展開も用意されている。物語のテンポがいいのも、この作品の魅力の1つです!
バトルあり、飯テロあり、イチャイチャありの素敵な異世界転生物語。是非ご覧ください!
目の前にモフモフが現れたら、皆様どうしますか。
私は愛でます。囲います。癒し担当にします。
そう、本来であれば、狐耳狐尻尾生えた存在がいたら、愛玩要因まっしぐらだった、筈。
とある世界に太陽の御子として突如召喚されたシン。
太陽神の影響で太陽が隠れて、暗闇に包まれてしまった世界を救うべく呼ばれたはずが――御子の証拠である刻印が無いということで魔獣扱いに。
は?
何言っちゃってるんでしょうか、頭沸いてますよね。そんな時に助けてくれたのは騎士団長のライナルトでしたが、力及ばずシンはそのまま闇の城へと追放されることに。
だがしかし、そこにいたのはグリモア死神だった。
死神というからにはなんか恐ろしいやつ。的に考えていたのに、素直、純真無垢の塊みたいなことを言って……何コレ癒される(私が)
ご飯を美味しいと思う事すら知らず、感情をどこかに忘れてしまったような二人のやり取りは微笑ましい。
そこから始まる二人の絆と、さらに増える仲間達のやり取りにほっこりしつつ、時に危険もあったりと、ドキドキハラハラの連続。
飯テロ要素もあって、コレはもう楽しめること間違いなし!オススメです。
主人公・シンは、じたくにいるところを勝手に異世界召喚されたあげく、儀式を邪魔した魔獣だと王城を追放されてしまう。
その原因は、いつの間にかに着けられた狐耳に狐の孫尻尾!?
そして、追放された先にいたのは、死神と呼ばれる一人の男だった。
男の名はグリモアという。男は誘った、「旅の手伝いをすれば、命はとらない」と。
そんな二人が出会い、始まる「主人公の手作りクッキングなグルメ旅」である。
夜に読むと物凄くお腹が空く飯テロ感。
また、テンポの良い展開が続き、思わずどんどんとページを捲ってしまう。
勿論、展開だけではなく、主人公やグリモアに加え、騎士のライナルトとの良い三角関係の掛け合いも面白い。そこに、聖女も加われば、最強かつ試練満載の旅となる。
色んな「実はそうだったのか!」という驚きもあり、最後の最後まで楽し作品。
是非、読んでほしいです!
異世界召喚されたら、狐の耳と尻尾までオプションに付いて来た、主人公シン。
魔獣と間違われて、追放された先で出会ったのは、まさかの死神。
でもこの死神、グリモアが可愛いんです!
手料理に餌付けされたり、シン(だけ)には素直だったり、人参が苦手だったり。
そこに聖女や元聖騎士も加わって、とある目的の為に旅立つ事に。
キャラの濃いパーティメンバーの中でも、元聖騎士のライナルト様が、私のイチオシ。
そして主人公シンくんが、とても良いのです。
転移前の人生は、決して恵まれたモノではなく。
それでも真っ直ぐな心と料理の腕とモフモフで、パーティをまとめるカナメに。
彼の言葉はシンプルなだけに、とても心に響きます。
彼らと一緒に旅をして。
一緒に笑って泣いて、苦しんで…その先に見えた景色を。
そして、シンくんをめぐるメンズ達の闘いを。
ぜひ、思いきり楽しんでください♪
きっと忘れられない、読書体験になりますよ!