第75話 霧雨と鏡夜
新作は此方です!!
謎のアプリを起動したら異世界に転移しました!!
https://kakuyomu.jp/works/16817330664057618288/episodes/16817330664065795903
あらすじは前話に乗っていますのでぜひともご確認ください!!
それでは本編どうぞ!!
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移動教室に向けて廊下を一緒に移動していると、俺の事を呼ぶ声がした。思わず振り向いてみると、そこには霧雨が居た。霧雨のことを警戒するように俺が見ていると鏡夜君が俺の前に立った。そして霧雨に話しかけた…
「こんにちは。貴方は霧雨さんかな?」
「えぇ…そうですけど。私はそこの彼に話があるのでそこをどいてくれませんか?」
「申し訳ないですけど、どくことは出来ません。今の貴方からは悪意を感じます。」
「悪意?何を言っているのかさっぱりわからないですが、そんなに警戒しないでください。私は彼と話がしたいだけなんですから…」
「話がしたいだけなら、そこからでも構いませんよね?こんな場所で話しかけるんですから重要な話ではないと考えますが…どうですか?」
「重要な話ではないけど…貴方に関係がありますか?この話は私と彼の話です…そういうわけなので貴方に関わってほしくないんですけど…」
「関係あるかと言われればないとしか言えませんね。ただ貴方の事をお聞きしましたよ?罰ゲームで嘘告をしてきたんですよね…正直言って軽蔑します。」
「軽蔑って…私のことを何も知らないくせにそんな事を言って!!転校生だからって優遇されるとでも思ってるの!!」
「転校生だから優遇?一体何を言っているのですか?転校生だからって優遇されることはないでしょう…確かに多少の点数の配慮や、新しい学校生活に慣れるまでの間はそういった事はあるかもしれませんが、そこまでです。」
「結局多少は配慮されるのよ。話がそれているから戻すけど、貴方にはとりあえず聞いてほしくないの。この話は実くんと私だけでしたいの。貴方がいると正直話しづらいのよ。」
「君のような人と冴橋くんを一緒に居させたらどうなるかなんて目に見えているだろう?絶対にそうはさせないぞ?」
「だから!!」
ここまで聞いてきたが、周囲の視線を集めていることにふたりとも気づいていないようだ…ここは俺が一つ折れた方が良いかもしれない…
「鏡夜君…それに霧雨…周りを見てみろ。」
俺の言葉に反応して、ようやく二人は落ち着いてくれた。
「霧雨…時と場を考えてくれ。後数分もすれば授業が始まるんだぞ?なのに話しかけるなんて一体何を考えているんだ?いい加減にしてくれ」
「それは…」
「言い訳とかどうでもいいから。それよりも今は授業に遅れないようにすることが先決だ。」
鏡夜と一緒に階段を降り始めるが、一度だけ振り返って俺は話しかけた。
「後で話を聞いてやる。ただし一度だけだ。それ以降はどんな理由であっても話は聞かない…いいな?」
答えが返ってくる前に俺と鏡夜は階段を駆け下りた。霧雨と一度話さないと今回のようにまた話しかけてくるかもしれないからここで再度決着をつけてやる!!
そして移動教室が終わり、昼休みになった。この昼休みはいつも貴重だけど今日は霧雨との話に費やさないといけない…
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上の作品はカクヨム甲子園用の作品です!!ぜひ読んでいってください!!
細かい情報は将来的には開放する予定なので安心してください!!
明日の朝にでも修正するかも知れません…ご迷惑をおかけするかも知れませんが、ご了承ください!!
時間がなくて内容が薄い!!って感じた方もいるかも知れません…すみません!!
ちょっと文章がおかしいところがあるかも知れませんが、許容していただけると嬉しいです…
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