第58話 停学処分(校長視点)
ぜひこちらの作品も見てください!!
【速報】学校からの帰宅途中でモンスターの卵を拾ったわ!!
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冴橋君がとある映像を持ってきたことに本当に驚いた…まさか我が校の生徒が学校内でタバコを吸っているとは思ってもいなかった。
「はぁ〜本当に…どうしてこう頭が痛くなるような事件を起こすのかな!!処分を下すこっちの身にもなれってもんだ…それにこの事が世間にバレて風評被害を受けたら同責任をとるつもりなんだ!!」
学校における風評被害は致命的だ…例えば、その学校に所属する生徒が違法薬物に手を出していたとしよう…その生徒のことをネットに書き込んだ場合、すぐに拡散され通っている学校も特定されるだろう…そうなれば批判の的になるに決まっているのだ。
そういった場合の学校側がとる対応としては、その該当生徒を退学処分にしたりしてなんとか学校としての責任を負うのを避けようとするだろう…私だってそうするつもりだ。
「さて…これから呼び出して処分内容を伝えるとするか…」
そうして放送室を使って該当生徒を校長室に全員呼び出すことに成功した…
「君たちはどうして呼ばれたのか分かるかな?今すぐにでも思い当たることを言えば待遇が代わるかもしれませんよ?」
「校長先生…冗談はよしてくださいよ!!俺たちこの後授業があるんですよ?さっさと話を終わらせてくださいよ!!」
「そうですよ!!俺なんて弁当をまだ食べ終えてないんですよ!!」
「僕もまだ弁当を残しているから早く食べに行きたいんですけど…良いですか校長先生?」
「食事など後ででも取れるだろう…君たちは本当に自分たちがやったことをしらないのか?」
「知りませんね。なぁ?」
「本当ですよ。校長先生も冗談がお好きなんですね?」
「冗談を言うのはやめてください!!僕たちなにか悪いことをしたっていうんですか?勉強を毎日頑張る学生ですよ?」
「…君たちは本当に頭が悪いんだな。私がどうしてここに呼んだのか理解できないだなんて…」
学習はできても謝罪をするという能力はかけているようだな…もう我慢するのはやめだ。
「ふぅ…とりあえず君たちにはやってしまった罪の重さを知って貰う必要があるようだ。というわけで親御さんたちに話しておいたよ。そしたら全員この学校に来てくれました。入ってきてください」
校長室のドアが開かれ、中に保護者達が入ってくる…保護者の顔は等しく怒りに染まっていた。
「あんた!!どうやってタバコなんて入手したの!!ふざけんじゃないわよ!!」
「あんたはもう私の子じゃありません。さっさと荷物をまとめたら出て言ってください。良いですね?」
「この場では何も言わないけど、家に帰ったら全て説明して頂戴。良いわね?もしひとつでも嘘を言ったらその時点で勘当するから覚えておきなさいよ!!」
やっぱり保護者は怖いな…さっきまで頑なに認めようとしなかった彼らに初めて怯えが見えたな…このまま話を詰めてしまおう。
「さて…君たちが何をしたのか自分の口から言わないといけないよな?」
「言ったら…どうなるんですか?」
「罪を認めたんだし当然停学処分だよ。その後調査の結果次第によっては、退学処分にする予定だ。」
その言葉を言った瞬間に、彼らは青ざめて机の下の方をむき出した…
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カクヨム甲子園用の作品です!!ぜひ読んでいってください!!
細かい情報は将来的には開放する予定なので安心してください!!
明日の朝にでも修正するかも知れません…ご迷惑をおかけするかも知れませんが、ご了承ください!!
時間がなくて内容が薄い!!って感じた方もいるかも知れません…すみません!!
ちょっと文章がおかしいところがあるかも知れませんが、許容していただけると嬉しいです…
保護者って怖いですよね…
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