6-9への応援コメント
まさかのグリムロードの過去話が……。いやーありがたや、ありがたや。どうやら私好みのイケオジであったようだ……と思いたい。中身がやや童貞こじらせ気味な感じはしますが。
その後を知ってるだけにフィリップのもっともな言葉も、聞いててヒヤヒヤするしかなかったです。そんなこと言うてる間に逃げやー! と。
象牙の塔の住人は、本の中に埋没するのが本人にとっても、周囲にとっても、もっとも平穏なのかもしれません。
フェリカに対する特殊な感情が生まれなければ、グリムが闇の魔術師となることもなかったのかもしれませんね。
スピンオフ、面白かったです。
楽しいひとときをありがとうございました!
作者からの返信
こちらもお読みくださりありがとうございます!
私一人ではまず書こうと思わなかった作品でした。レイクが譲り受けた悪魔の右手が誕生したエピソードでもありますね。グリムのイケオジらしさも意識したので、伝わっていれば嬉しいです。
本編では愛を知らなかったグリムですが、実はかつては愛した人がいたのですね。ただ、彼は他者と関係を築く術を知らず、強引な手段に訴えたために愛を遠ざけることになってしまいました。普通に接していれば、フェリカとは友達くらいにはなれたでしょうに……。
フェリカの一件がなければ、彼は闇の魔術師として目覚めることもなく、静かに生涯を終えたでしょうね。どちらにしても孤独だったとは思いますが……。
こちらこそ楽しんでもらえたようで、書いた甲斐がありました!
『氷結』は私にとっても思い出深い作品なので、また別の形で物語をお届けする日が来るかもしれません。そのときにはまたお越しいただけると幸甚です!
5-12への応援コメント
レイクの心が……痛い。
リビラはやっぱり陽の人なんですよね。確かに影を落とすことはあっても、彼女はしっかりと太陽に向かって立っている。シリカもレイクもそんな彼女を後ろから見ていて、シリカにとっては憧れの背中であり、レイクにとっては見守りたい背中であったんでしょうが……。
リビラの自然体ゆえの才能のきらびやかさは、レイクを苦しめるしかなかったのかな?
時間がゆっくりと流れていれば、いつかレイクはリビラにプロポーズ出来たのでしょうか……?
あぁ……痛い。可哀相とはならんのだけど、切ないですね。
作者からの返信
水奈川葵さん、レイク編を最後までお読みくださりありがとうございます!
そう、痛いのです。私も書きながら「ああ……」ってなってました。
シリカとレイク、双方にとってリビラは眩しい存在でした。シリカは姉に憧れ、レイクもまたリビラのひたむきさに惹かれたわけですが、影の側面を多く持つ彼には、リビラの光は同時に毒でもあったのですね。愛情が嫉妬を超えればよかったのですが、結果は……。
プロポーズを断念しても、リビラとの関係を解消しようとまでは思わなかったわけですから、苦しみ以上に彼女を愛したい気持ちはあったのだと思います。時間が経過すれば傷も癒え、もう一度プロポーズすることもできたはずなのです。あの老人と出逢いさえしなければ……。
当初は二人の出逢いのエピソードだけ書くつもりだったのですが、他の話も思いついてしまったので連作短編とし、結果的に悲恋になってしまいました。本編があの始まりである以上、どうあってもハッピーエンドにならないのが辛いところです。。
3-10への応援コメント
先を知ってるから三角関係になるわきゃないとわかってますが、知らなかったら、けっこうシリカの行動にやきもきしそうな展開ではありました。
リビラさんも、ほんのちょっと、本気にはしないまでも、やっぱりちょっとは気にしてたんじゃないのー……って思ったりなんかして。
いやー、先が楽しみです。
作者からの返信
3話まで読了ありがとうございます!
この頃のシリカはかなりレイクに懐いてますね。憧れのお兄さんみたいな感じで恋心も抱いてたかもしれません。
そんな妹と恋人が仲良くなってるのを見たらやきもちも焼きたくなる。リビラも内心穏やかじゃなかったかもしれませんね。知らない人からしたら昼ドラ的展開にも見えるんだなぁと発見です。
1-11への応援コメント
レイク先生とリビラさんとの出会い。
最初はただの医者と患者の二人ですが、次第に惹かれ合っていく二人にドキドキハラハラしました。
特にレイク先生の心の葛藤。
本編を読んだ後ですのでより濃く伝わってきました。でもそこにあるのは単なる妬心だけではなく……。ちょっとじれったいなと思うくらいの二人の空気感が、二人らしくていいなと思いました。
作者からの返信
朝倉さん、スピンオフをお読みくださりありがとうございます!
二人が出会い、恋人になっていくまでのエピソードでした。
水晶魔術師であるリビラと関係を結べば、自分も彼女も傷つくことになるかもしれない。そう考えて身を引こうとしたレイクですが、リビラの本心を目の当たりにして、一線を越えることを決意しました。終始葛藤はありましたが、それ以上にリビラを愛したい気持ちが強かったのですね。惹かれ合っているのに踏み出せない、二人の関係性は私も気に入っています。
この先は恋人となった二人の、甘めのエピソードが続きます。本編に至るまでのレイクの心境の変化、シリカとの交流なども描いていますので、苦手でなければ続きもお読みくださると幸いです。