先月、丸善京都店で中華ファンタジーの資料本を見てきました。
パソコンが故障してしまい、修理に出しているところです。
鷲生はスマホ普及前にPCに慣れきっていたので、いまだにスマホに不慣れなもので、目下、イライラしながら過ごしております。
この文章もスマホに、物理的なキーボードを接続して入力しております(フリック入力が大の苦手W)。
この間、京都市考古資料館で「ファッションの考古学-モード・アクセサリー・メイクアップ-」という展示を見てきて写真もいっぱい撮ってきたのですが(※1)、スマホではうまく投稿できないのでこれはまた今度に。
今回は先月に、京都の丸善で中華ファンタジーの資料本を見かけたお話にいたします。
鷲生はこの日記エッセイ以外に、中華ファンタジーの資料をご紹介するエッセイも連載しております(※2)。
こちらで、中国史の柿沼陽平さんが翻訳された『モノからみた中国古代文化ーー衣食住行から科学芸術までーー』という本をご紹介しました。
とても良質な資料本であろうとは思うのですが、なにぶんお値段もお高めで………。実物を手に取らないままネット書店で購入する度胸が無かったのです。
それでこの本を見るために丸善にまで足を運んだという次第。
この本については、実物をパラパラ読んでみて購入する方にぐっと心が傾きました(それでもその場で即決できず……なにせ鷲生は金欠でw)。
丸善の中国史の売り場で嬉しくなったのは、そのディスプレイです!
鷲生が上記エッセイでご紹介した本が複数、丸善の売り場でもフィーチャーされていたのです!
最近の書店は本を美しくディスプレイする傾向がある中(例えばTSUTAYAとか)、丸善は(少なくとも京都店は)昔ながらの重厚長大。本棚にぎっしりと本が詰め込まれています。そこがイイんですけどね。
ただ、他のお店ほどでは無いにせよ、本棚にスペースを設けて本の表紙を向ける形で置かれている本もあります。ディスプレイ重視ではない丸善がそうしてるんですから、「少数精鋭」と言えるかも。
そういった中に、鷲生がご紹介した本が複数あったのです。
具体的には
『中国時代劇がさらに楽しくなる! 皇帝と皇后から見る中国の歴史』(※3)
『中国の星座の歴史』(※4)
『古代中国服飾図鑑-唐代ー』(※5)
などです。
それぞれについては※印に鷲生の書いた紹介記事のURLを載せております。
この中華ファンタジーの資料本紹介エッセイは、カクヨムの創作論ジャンルで一位になったことがあり、鷲生としては軽い気持ちで始めたものが思いがけずたくさんの人の目に触れることになり、大いにビビったものです。
それだけちょっと責任を感じていたりもしたのですが、鷲生が紹介した本が丸善の売り場でもフィーチャーされているのを見て、ホッと安心しました。
それから。
中華ファンタジーとは関係ありませんが、西洋美術史の本も書籍売り場の目立つ場所で平積みになっていました。
1970年代にイギリスの美術史家が書かれたモノで、鷲生の手元にあるのも旧訳なのですが(学生の頃に買いました)、最近新訳が出たそうです。
丸善で平積みになっていたのは新訳で『美術の物語』といいます(※6)。
宣伝文には「800万部超!世界で一番読まれている美術の名著」とありました。
本当、名著だと思いますので、ご興味のある方ぜひぜひ! おススメです。
この『美術の物語』が作中に登場する現代ドラマも書いております(※7)。よろしければお読みくださいませ~。
*****
※1 京都市考古資料館「ファッションの考古学-モード・アクセサリー・メイクアップ-」https://www.kyoto-arc.or.jp/blog/jp-mus-exhibition/4868.html?cat=15
※2 「【速報】『モノからみた中国古代文化 衣食住行から科学芸術まで』という本が出るそうです!」
https://kakuyomu.jp/works/16817139556995512679
※3 「ロマンスでたどる中国史『皇帝と皇后から見る中国の歴史』」
https://kakuyomu.jp/works/16817139556995512679/episodes/16817330649461455594
※4「古代の天文学を知りたい方へのおススメ本3冊です!」
https://kakuyomu.jp/works/16817139556995512679/episodes/16818093081769139360
※5「中華ファンタジーにもとても!参考になる古代服飾についての本3冊をご紹介!」
https://kakuyomu.jp/works/16817139556995512679/episodes/16818093082233149739
※6 河出書房新社Webサイト『美術の物語』https://www.kawade.co.jp/sp/isbn/9784309256283/
※7 鷲生の現代ドラマ。京都の大学生たちのお話です。
「京都市左京区下鴨女子寮へようこそ!親が毒でも彼氏がクソでも仲間がいれば大丈夫!」
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