京都市考古資料館「ファッションの考古学」を見てきました。

 先月のことになりますが、京都市考古資料館で開催中の「ファッションの考古学」展に行ってきました。


 ここは京都市の博物館であり、公益財団法人京都市埋蔵文化財研究所が運営しているもののようです(それぞれのWebサイトのURLはコチラ→ ※1)


 内容については、ちょうど京都市のWebページに説明がありますので引用しておきます。


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 縄文時代から江戸時代に至る「ファッション」に関係する出土遺物・参考画像・解説パネル等を、京都市内出土資料を交えながら展示します。


 ・縄文時代から古墳時代の「ファッション」に関する出土資料

 耳栓、勾玉、ガラス玉、竪櫛、耳環など

 ・各時代の「ファッション」に関する出土資料・参考図像

 帯飾り、草履、指輪、鏡など

 ・出土遺物、図像を参考にした復元衣装

 あんぎん編み資料、復元伎楽衣装、復元舞楽衣装

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 この京都市考古資料館、鷲生が18歳で京都に住むようになってからその前を何度もバスや自転車で通ったことがあるものの、実は中に入るのは初めてです。


 レトロな近代建築で印象に残る建物です。Wikipediaによれば、「建物は1914年(大正3年)に本野精吾の設計で建てられた旧西陣織物館を改修したもので、1984年(昭和59年)に京都市登録有形文化財に登録されている」とのこと。


 中もレトロというか……。今どきのミュージアムはほんのり薄暗く、そして暖色系のスポットライトで展示品を照らすような感じが主流だと思いますが……。

 この考古資料館は相変わらずぶっきらぼうな蛍光灯とリノリウムの床で、うーん、まだ昭和の雰囲気が漂いますねw ですが、令和も6年ともなると、この昭和な感じがちょっと懐かしい気持ちをかきたてます。


 展示の方は、がっつり実物が並んでおり、これらを身に着けていた人々の暮らしや、その息遣いが感じられるようです。

 綺麗な色石や金銀など、当時の人々もキレイだと思って飾りにしていたのでしょう。ここの展示は実際に京都市内で出土した現物ですから、この同じ品物を同じ街に生きていた誰かが実際に身に着けていたことに思いをはせると、なんだか不思議な気持ちになりますね……。


 写真は撮り放題でしたので、展示のほぼすべてを撮影してきましたw

 写真はnoteに投稿しておりますので、ぜひご覧くださいませ~。


 また、サネカズラの茎からとれるねばねばした液を整髪料として使っていたそうで、鷲生はよく府立植物園に行ってサネカズラの場所も知っているので、今度気を付けて観察してみたいと思います。


 今回の特別展とは別に、平安時代女性の壺装束の再現展示があったり、兵馬俑の展示があったりします。


 兵馬俑については、別に京都市の考古遺物ではありませんが、大阪で兵馬俑の展示があったときに損壊したのを京都市考古資料館が修復したのでレプリカが寄贈されたと言う経緯があるそうです。


 今回、鷲生は時間があまりなかったので1階の特別展「ファッションの考古学」だけしか見られませんでしたが、2階にも常設展示があるそうです。また、機会を見つけて行ってきます!


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 ※1 京都市考古資料館  https://www.city.kyoto.lg.jp/bunshi/page/0000329056.html

 京都市埋蔵文化研究所

https://www.kyoto-arc.or.jp/blog/seturitu.html

 ※2 「ファッションの考古学」展の写真はnoteに投稿しています(全部で3記事です)。

 https://note.com/monmonsiteru/n/n2e0a9e41878d

 https://note.com/monmonsiteru/n/ncdcbaebdf862

 https://note.com/monmonsiteru/n/nf093a7fcb2ec

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