第3話 食の街 ロックウタウン
ジャック:ふぅ、、とは言ったもののこれからどうするんだ。
フィン:さあな、とりあえず頑張るしかないんじゃないか。
それこそほら、今向かっている街のあれなんだったかなぁ。
格闘家が集まって、美味しい食べ物を掛けて戦うとかいう
イベントがあるんだよな。
ジャック:あーおれもきいたことあるぞ、それはたしか
ロックウフェスだろ!ロックと食うを掛けたイベントだな!
そんなこんなで話していたらたどり着いた
この街の名前は「ロックウタウン」だ。
先ほどロックウフェスの話をしたが、あれはおまけのようなもので
メインイベントはこれだ
「ロックウ議事堂」と看板に書かれた建物に俺たちは到着した。
市長:やっと着いたわね!この街で私の仕事をするからあなたたちに
まずはサポートしてほしいの!いいわね?
ジャック:こんなお堅いところでサポート役かぁ、、
うーん何とも退屈で暇そうな匂いがするぜぇ。
フィン:ジャック、そんなことはいうな。
ほら!この仕事が終わった後、ロックウフェスのレストランにいこうぜ!
ジャック:あれ?レストランなんかあるのか?
フィン:あぁ、格闘家のイベントというと
どうしても血気盛んな治安がよろしくない奴らが
集まるイベントになってマイナスイメージがつくからな。
この街はそういうことにも配慮していて、ファミリー向け
いわゆる一般ピープル向けにイベントをテーマにした
レストランがあるんだ!
それでテーマパークにもようになってもいて、子どもなんかは
ゲームをして勝つとお肉がもらえたりするそうなんだ!
ジャック:へーそれは親も喜ぶイベントだな!よく考えられているんだな
この街の市長はやり手な感じがするぜ!
そういえばおれらの街の市長は何かそういうことやっているんだっけな?
フィン:・・・・・
ジャック:・・・・・
バシン!
ジャック:いてっ!何するんだよ!市長様!
市長:あなたたち何なのよ!無言になっちゃって!
まるで私が何もしていないダメダメ市長みたいな反応しちゃって!
悪かったわね、こんな怠け者で何もやる気ない美人でプリティーな市長で!
ジャック:いやいやダメダメも、怠けないも言ってないんだが。
しかも最後は誰のことだが全然分からない謎発言しているし!
バッシン!!
ぐわっ!!
ジャック:失礼いたしました。美人プリティーウーマンなパーフェクト市長様。
市長:よろしい。
ジャック:それで本当にどんなことをしているんだ?
そういえばよく知らなくてさ。
市長:うーん、表立っては言えないのだけれど影でいろいろとやっているわよ
ジャック:ほぉ、それは例えば暗殺とかパパラッチ的なことかい?
市長:そんなわけないでしょ!うーん、私の美学では背中で伝えたいタイプなので
いずれ分かるからあえて説明しないわ!
そちらのほうが新鮮で面白いでしょう?
ジャック:まぁたしかに、教えてもらっても面白い内容とは思えなさそうだからなぁ
ある意味そっちのほうが正解かぁ!
でも頭がいいな市長様!
おれらの市長様もエンターテイナー性あるみたいで安心だな!
市長:あなたの褒め方はさきほどのパーフェクトプリティーウーマンといい
何か素直に受け取れないのよねぇ
まぁいいわ!では行くわよこの廊下を突き当たると
ロックウタウンの市長室に着くわ!
そこで何を話すかはあえて言わないでおくので
サポートお願いね!
ジャック:おぉう!ぶっつけ本番というわけか!
そういうの嫌いじゃないぜ!
てことは初陣になるな!
フィン!おまえも協力よろしくな!
飯の話になったらフィンの好きなようにやってくれ!
フィン:任せろ!よく分からないが
市長様は気にせずおれのやりたいプランを話してみるか!
市長:では、いくわよ!
ガチャッ
そうして扉を開けて
おれらの初陣が始まるのであった
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エピソード3 完
マンハッタン ダイアリー @kenkresan
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