Episode.8「The girl in the school infirmary」
そのあとは、
私たちは、少しずつではあるが、お互いに心を開き始めていた。自然と話は、それぞれの
「おいおい、ちょっと待て。つまり
「そうよ。生徒会に入れば、そっちの仕事があるから部活をサボれると思ったの。中学でも同じ理由で生徒会に入っていたわ。その結果分かったのは、生徒会は
「しかし驚いたなあ。
「しかも、部活は誰でも入れるけど、生徒会はそうじゃないわ。つまり
「そういう訳だから、私にとってサボれる部活というのは、この高校に来て生徒会にまで入った理由そのものなの。だから、どうしてもサボれる部活が欲しいの。そのために、いま新聞部を作ろうとしてるのね。
もし
「
青くんはしばらく考えた末に、ほたる君の方を見た。先ほど
ほたる君はそれに応えるために、ゆっくり、力強く首を縦に振った。
「そうだね。じゃあ、入部させてもらうよ」
「ようこそ、新聞部へ」私は
このタイミングでラインのグループを作っちゃおう。誰が言わずとも、自然とそんな空気になっていった。
私たち4人は、
「よし、部活のを立ち上げるために必要な部員は、あと一人だな」
「あ、それなんだけどさ」ここで、ほたる君が気まずそうに口をはさむ。
3人の
「一人で行動しすぎって言われた直後で
「はあ」
私も
怒る
「で、その人は誰なの?」
ちょうどその
「アキサメコノハさん。秋の雨に、小さい葉っぱと書いて、
そして、誰もいなくならせない @HoshiStar
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