カクヨムのHidden gem

幸運にも予期せず出会えた良質な異世界譚。

頭空っぽにして楽しめるチートや対後進文明マウントとは一線を画す
悲哀あるハードボイルド路線とも言える世界観。大好物です。

例え異世界といえ存在するのは自己と他者、悪意と良心、欲望と腐敗。
世界をも超えて愛には辿り着くのか。

文体も登場人物も全て素晴らしく疑問なのは本作品の知名度と星の数です。
タイトル印象から避けていては勿体なさすぎる一品でしょう。
私たちも十分クズ野郎なのですから。

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