思いに、素直に

それぞれがトラウマを抱えて生きる三人の学生達によるヒューマンドラマ作品です。

この物語の素晴らしい点は、感情の押し引きをとても上手く表現出来ている所にあります。

感情を思いにするのも難しく、かといってどこかへ振り切るほどの捨て鉢にもなれず、そんな子供と大人の中間である少年少女達には共感の思いが強く働きます。

完結している作品であり、その終わりも十分に納得のいく結末となっています。

ぜひ読んでみてください。

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