概要
真っ赤で優しい綺麗なあの子。私の神様。
「ねえ、【ざくろさま】って知ってる?」
高校二年生の花村ヒナセは、暑さから逃れて立ち寄った喫茶店で二人組の女性客の噂話に聞き入ってしまう。
【ざくろさま】にメールを送ると、依頼人の代わりに嫌な奴に復讐してくれる。
そして【ざくろさま】の正体は去年の夏に死んだはずの真っ赤な髪の女子高生らしい——
震えるヒナセの脳裏に蘇るのは、一年前に悲惨な交通事故に巻き込まれ亡くなった親友・紅子。
美しくて優しい彼女にひっそり特別な想いを抱いていたヒナセは紅子が忘れられず、何をしていても思い出してしまうほど。
だからこそ二人組の適当な噂話に今も神様のように慕う紅子を貶められたと憤るヒナセだが……
カクヨム公式自主企画「百合小説」参加作品です。
高校二年生の花村ヒナセは、暑さから逃れて立ち寄った喫茶店で二人組の女性客の噂話に聞き入ってしまう。
【ざくろさま】にメールを送ると、依頼人の代わりに嫌な奴に復讐してくれる。
そして【ざくろさま】の正体は去年の夏に死んだはずの真っ赤な髪の女子高生らしい——
震えるヒナセの脳裏に蘇るのは、一年前に悲惨な交通事故に巻き込まれ亡くなった親友・紅子。
美しくて優しい彼女にひっそり特別な想いを抱いていたヒナセは紅子が忘れられず、何をしていても思い出してしまうほど。
だからこそ二人組の適当な噂話に今も神様のように慕う紅子を貶められたと憤るヒナセだが……
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