概要
誰かが捨てた、誰かにとっての宝物。今、届けます。
よくある異世界召喚に巻き込まれた咲桜は、良いスキルを持っていなかったせいで「役立たず」と罵られ、捨てられ場へと落とされてしまう。
そこで出会ったもふもふ尻尾の少年は、『捨てられモノ』専門の郵便配達人で⋯⋯?
『落とされモノ』──
それは誰かによって捨てられた、けれど、誰かにとっては大切だったはずのもの。
誰かのせいで失くなった、貴方にとっては大事な何か。諦めれば消えてしまうそれが、忘れ去られてしまう前に、私に、届けさせてください。
咲桜は昔から、落とし物と縁があった。
落とし物を拾うのは、彼女にとっては日常で、彼女の辞書に『届けない』の文字は無い。
たとえそれで、死ぬほど危険な目に遭ったとしても。
これはそんな、誰かに捨てられた誰かにとっては大切なものを、一度は捨てられ
そこで出会ったもふもふ尻尾の少年は、『捨てられモノ』専門の郵便配達人で⋯⋯?
『落とされモノ』──
それは誰かによって捨てられた、けれど、誰かにとっては大切だったはずのもの。
誰かのせいで失くなった、貴方にとっては大事な何か。諦めれば消えてしまうそれが、忘れ去られてしまう前に、私に、届けさせてください。
咲桜は昔から、落とし物と縁があった。
落とし物を拾うのは、彼女にとっては日常で、彼女の辞書に『届けない』の文字は無い。
たとえそれで、死ぬほど危険な目に遭ったとしても。
これはそんな、誰かに捨てられた誰かにとっては大切なものを、一度は捨てられ
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