君と二人でいれば、なんでもできる気がする

一つの考えに縛られず、別の見方を模索していくのは生き方としては正しい。
こういう子達が大成していく。
そんな世であってほしい。

主人公たちは、小学生か中学生なのかしらん。
利発さを残しながら、どことなく幼さを感じる。  

幹太が、いいキャラである。
もちろん、二人はいい関係である。

幹太は、主人公の瑠莉と出会うまでは、どんなふうに過ごしてきたのだろう。
小学生のものにはルビが振られることが多いので、小学生なら、さほど困っていないかもしれない。
中学生だとルビがないので、困ることが多いだろう。
だから、瑠莉がふりがなを書いてくれて、とっても助かっているにちがいない。

今はスマホの便利なアプリがある。
けれど、便利な機能があっても、大事なのは受け手なのは変わりがない。

みんなが集まるところで勝負して勝つのは難しい。
少ないところで勝負しては勝って、自信をつけて突き進んでいく生き方、戦略はとても大切。
幹太は、非常に頭のいい子だと思う。
二人にはぜひとも、泳げないけど空飛ぶペンギンになって欲しい。