短編でありながら殺し合いがいくつもあり、とてもテンポが良いです。エピローグからのプロローグというあえての構成が良かったです。ハードでピカレスクな世界には中華料理店が不思議と似合いますね。
「くらげ=あほうどり」とも読めますが、「かいげつ=しんてんおう」と呼んでいただきたい。
これで終わりなの? と最初は思ったけど、確かにこれでちゃんと終わっている。なんでこの小説を読んだかというと、タイトルが気になったからです。私が好きな小説のひとつへのオマージュかと思ったけど、全然違っ…続きを読む
もっと見る