葦の揺れる地にて

 手数を踏みつつ魅せる戦闘描写で頭の中でアクションを想い描きながら読みました。カッコいい!
 舞台も良くて、少数の白兵戦を葦の草原で……なんて、シチュエーションが最高だと思います!!!
 部下への指示や状況判断の早さでザインの歴戦の強者さが出ていたのもカッコよかったです。
 部下達も数行の会話や能力でキャラが立っていたので、要の砦であり部隊だった→それを崩壊させたのは……と、その後に登場するスヴェンの格上げに繋がってたのも良かった……!