百合ではない百合

取調室という限られた空間だからこそ描ける会話劇。短い作品にもかかわらず前半と後半でその色を変える。惜しむらくはラスト。短編にしておくにはもったいない”創造力”をかき立てられる終わり方。にしても「兜武死」のワードセンスよ笑

カクヨムのカク側のひとにお勧めしたい挑戦的な野心作。