危ない独裁者
Danzig
第1話
俺は孤独だ
独裁者ともなると
なんか、こう
人が信じられないつーかさ
まぁ、実際、俺に近づいてくる奴って
大体ろくでもない奴らばっかりだし
いい奴がいたって、近づいてくれないつーか・・・
んでもって
俺って気に入らないと
すぐ殺しちゃったりするからさ
周りに人が居なくなっちゃうつーか
だから、なんかいつも暇なんだよねぇ
暇つぶしに、いろいろ考えてるんだけど
ちょっと面白い事があっても
直ぐに飽きちゃうんだよなぁ・・・
(アドリブ)
そんな俺の最高の暇つぶしがこれ!
この核兵器の発射ボタン。
世界が滅びるこのボタン。
これを触ってると
なんか・・・・こう・・・・
背中がゾクゾクして・・・・
いい・・・・
癖になるよ~・・・・
この反応しない程度に指に力を入れる・・・・
そしてギリギリのところで指を離す
あああぁぁ・・・・
た、たまらん・・・・
この俺の唯一の楽・・し・・・
ハ・・・・ハ・・・・
ハクションッ!
あ~、風邪引いたかな・・・・
あ・・・・
・・・・・
ああああああああああああああ!!
完
危ない独裁者 Danzig @Danzig999
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
同じコレクションの次の小説
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます