デュエル

ponzi

第1話大学サッカー

「足は速くないけど、とにかく上手い。常にスルーパスを狙ってるから」

「絶対に一発で取りに行くな。入れ替わられるとそれだけで決定機を迎える。とにかく縦を切って攻撃を遅らせて」


「サッカーとはフラジャイルな(壊れやすい)もの」

「テクニックはフィジカルに勝るのです」


千葉大経済学部に入学したponziはサッカー部に入部する。そしてチームを強くしトントン拍子に勝ち上がる。

ponziの彼女のユリエは千葉大医学部に入学して、まだ成長期のponziのフィジカル的才能を伸ばす。

ライバルの日大サッカー部はブラジルから助っ人留学生のロマーリオを獲得しponzi率いる千葉大サッカー部を5‐0でチンチンに敗る。

その頃、新興財閥の村田財閥はJ3のチームを買収し、村田財閥令嬢で東大首席のミカはロマーリオ獲得のため千葉大vs日大の決勝戦を視察に訪れる。しかし、ミカの目に止まったのはロマーリオではなくボロボロに負けたponziのプレーだった。

調子に乗ったロマーリオは女の子に手を出しまくり日大生アイドルでponziの幼なじみのクドウを妊娠させる。一方、すさんだponziは一時期サッカーを離れ株のデイトレードなどにハマる。

ミカは選手としてだけではなく異性としてponziを意識し始める。

ミカには東大教授でクラシック音楽家のケンという許嫁がいた。

そしてふたたびサッカー部に戻ったponziはロマーリオ率いる日大サッカー部と決勝で対戦し、日大を破ってロマーリオに落とし前をつける。

結局、ロマーリオは改心しponziの技量を認め、クドウと結婚してポルトガル1部リーグの名門チームに移籍する。一方、ponziは脚を壊して引退し、村田財閥傘下の証券会社に金融マンとして就職する。

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デュエル ponzi @ponzi

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