それは、愛 故か、 野心 故か、 知りたい

信長ー秀吉ー家康の系譜。

一番に素晴らしい、と思うのは、

武士が世の中を支配することを確固とさせたこと。


信長が、権威を突き崩し、大局を描き。

秀吉が、惣無事令を出して、武士を統一し、

家康が、その系譜が禁中並公家諸法度を出して、天皇家を抑えた。

色々有ったし、色々言われることはあるけど、この系譜が、平安の世を、平和を

日ノ本に生み出した。


平和、とははかないものである。戦争ではない、という状態の為だけに、騙しもするし脅しもする。
といったのは司馬遼太郎ですが、

それを’源平の争乱以来ようやく築いたのだから。

その視点からこの作品を見ると、この出来事は色々の中に、含まれる。


然し、

人が、人々が、足掻いて、藻掻いて、それでも手に入れたかったのは、

結局単純に、我が子の幸せ、なんだなぁと。

そして、それを安心して期待できるのが、彼らが築きたかった

平和、なんだと思う。

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