概要
勝手にすればいい。少なくともここは、ぶ、も、び、もない場所だ。
高校の卒業式が終わったあと、「もう家には帰らない。かわりにお母さんにプレゼントを贈るから一緒に来て」と中嶋に言われた水谷。彼女に連れてこられた先は、廃業したラブホテルだった。そこは四年前、中嶋と水谷が月へ行こうと飛び降りた場所でもある。
そこで植物の種と培養土を食べ、中嶋は花になろうとしていた。
そこで植物の種と培養土を食べ、中嶋は花になろうとしていた。
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