龍の巣というレトリック

楽しく拝見いたしました。

さてこの2句には、詩として大きなちがいがあります。

龍の巣という表現は、パロディとして援用してこられた表現ですが、もうひとつの一句は、舌なめずりという実感をともなった表現になっているような気がいたします。
俳句はどんな言葉を使っても良い詩です。
そして、季語やフレーズの言葉に実感がともなっているほど、一句で読んだ人に伝わるものがあります。
とても普段の生活で使わない言葉を一句にしながら、その言葉のとらえている世界を実感できることも俳句の魅力です。
ぜひ楽しんでいただけたらと思います。俳句は一生遊べるコミュニケーションツールですから。

では、失礼します。