この作品は、作者である小烏さんの料理エッセイです。
毎月新しい作品として更新され、さらに毎日一つの料理が投稿されるのが「台所シリーズ」の特徴です。そのため、旬の野菜を使った、季節ごとの料理を読むことができます。
また「台所シリーズ」では、難しい料理もでてきますが、とっても簡単に作れる料理も出てきますので、料理が得意ではない方も「もしかしたら、できるかもしれない」「やってみようかな」と思わせてくれます。
様々な料理に挑戦するのでレパートリーも豊富。献立に迷ったらきっと参考になると思います。そして、作者さんの手際の良さや状況に応じた臨機応変な対応も必見です。
料理が得意な人はもちろん、苦手な人でも、ちょっとでも興味があればきっと楽しめる作品です。
気になった方は読んでみてはいかがでしょうか。
夏は当然、夏野菜がおいしいです!!
小烏さんちの畑には夏野菜がいっぱい。
彼女は日々、それを飽きることのないよう、工夫して、または他の方のレシピを参考にしつつ、調理していきます。
勿論、それらを植えた義母様にも食べさせてあげたい。
しかーし。
相手がピーマン、ゴーヤ、ズッキーニなどになると、
「いや、あんたらで食べたらいい。」
「そうかそうか」
などと、スルーされてしまう、お義母様……。
誰が植えた?誰が……。
嫁様は畑の真ん中で哀を叫びます。
「食べないなら何故植えるぅううう!!」
そんな義母様の舌とのバトルの日々の記録です(嘘)。
小烏さんが、身近な野菜を、どう料理していくかという料理エッセイですが、自分も作ってみたいな、ああ、こんなアレンジができるんだな、と、参考になるお話がいっぱい。
作られた料理が、近況ノートで見られるのもいいですね。
是非、一度、小烏さんちの台所を覗いてみて下さい。毎日覗いてみたくなるかもしれません。
夏ってだいたい食欲が低下します。なんだかなにも食べたくないのに、作らなきゃいけないし、食材は早く使い切らなきゃいけないし。
そんな鬱々とした気分を助けてくれるのが、小烏さんちのお台所。読み進めるたび、なんだか食欲がわいてくる。季節のお野菜やお魚を、義母さまの舌に合うように丁寧に調理されていて、「明日はこれを作ろうかな」って気分にさせてくれる。
実際に、6月のメニューもいくつか作りました♪ どれも美味しかったけど、とくに小鯛の酒蒸しは絶品でした。(白ワインがなくて日本酒、というところまで再現しました笑)
今月も、頼りにしています。よろしくお願いします。