第22話への応援コメント
いじめって証拠がない限り、犯罪として認められにくいですし、火之上先輩の怒りは最もだなぁと思います。
陽太君が先輩の気持ちを受け止めて、「やり過ぎるようなら止めるけど、生きる活力になるなら応援する」って言ってくれたのは良かったです。
復讐からは何も生まないのかもしれないけれど、あったことを綺麗に許してしまうのはちょっとなぁと自分は思ってしまうので。だから、陽太君がそんな火之上先輩の味方でいてくれるのは、とても心強い気がします。
最初はコミカルなように見えていましたが、後半にかけて切なさも見える学園ミステリでしたね。面白かったです!
作者からの返信
お読みいただき、本当にありがとうございます!
個人的に、学園ミステリにとって青春や切なさは重要な要素だと思っているので、その切なさを感じていただけて嬉しいです!
第22話への応援コメント
想像以上に考え抜かれた作品で、思わず脱帽しました。
はぁなるほど......。火之上が生徒会長に傘を差しだしたのには、こういう経緯があったわけですね。めちゃめちゃ納得しました。
謎解きや推理が高い完成度で面白かったのはもう言うまでも無いですが、登場人物への深堀や伏線回収の鮮やかさ等も同じくらいに、とても刺激的でした。物語の全部が伏線みたいで、何度も読み返したくなりますね。
私の個人的な好みでは、瑛人が新聞部に入れなくても悔しがっていない理由が明らかになった瞬間が、特に好きです。物語冒頭の一歩手前(小説の最初に書かれた場面の少し前)が覗けた感じがして、想像の余地を与えてもらえたというか。物語が、少し開かれた感じがするというか。
あと、読後感も最高でした。『日常は謎で溢れている』、なんて素敵なセリフですね。「この物語はもう終わるけど、あなたたちの世界でも謎を解いてね」と言われている感じがして、ちょっとドキッとしました。今度は読者である自分が主人公になれるんだみたいな、そういう余韻を感じさせる締め方のように感じます。
とても面白い物語でした。ありがとうございました。
作者からの返信
最後まで読んでいただき、素敵なコメントまでありがとうございます!
傘の推理や物語の背景など、深い所まで考えて受け取って下さる方に読んでいただけたこと、大変光栄に思います。
恐縮ながら、この物語を書いて良かったと感じられました。読んで下さり、本当にありがとうございました!
このコメント欄では場違いかもしれませんが、HoshiStar様の作品も完結まで楽しみにしています!
第6話への応援コメント
とても面白く読ませて頂いているのですが、この推理には一つだけ疑問が残りました。というのも、火之上が傘を一つしか持っていないのであれば、それを他人に貸し出すという状況そのものが不自然のように感じるからです。
生徒会長が火之上からわざわざ傘を借りたということは、登校した後に雨が降ってきて傘なしには帰れないから、教室に傘を置きっぱにしていた火之上から借りた、ということですよね。
だとすれば、傘を一つしか持っていない火之上は、どうやって雨の中を帰ったのかな、と思いました。
そういう訳で、火之上が傘を他人に貸し出すという状況そのものが、ちょっと想像しにくいように感じます。
でも入部テストはとても面白かったです。すごく作りこまれているように感じます。
このまま全て読みたいなと思いました。
作者からの返信
お読みいただいた上にコメントまで、本当にありがとうございます!
また、推理内容に関するご指摘も大変嬉しく思います!
ご指摘の通り、下校時に生徒会長が火之上から傘を借りていたとしたら不自然です。推理として破綻しています。
しかし第5話の陽太の思考(地の文)にて、前日に雨が降っていたのは「朝から昼過ぎまで」と「夜になってから」となっています。そして、入部テストの件で示されている通り、枢木高校の放課は午後4時頃です。
明確な記載がないため少々不親切で申し訳ありませんが、雨が降っていたのが「朝から昼過ぎまで」ならば、4時頃の下校時に雨は降っていなかったものと推測できるのでないでしょうか。
要するに、生徒会長が火之上から傘を借りたのは下校時ではありません。「夜になってから」なのです。
ここから先は軽度のネタバレになってしまうのでエピローグまで読んでいただければ幸いなのですが、生徒会長と火之上は前日(4月13日)の夕方から夜にかけて学校外で会っていました。傘を貸りたのはその時です。
細かく書きすぎると煩雑になってしまうこと、また読者様の想像にお任せするという意味でエピローグにも詳細は書いていません。故に、以下は物語中にも描写されていない内容であることをご理解ください。↓
生徒会長と火之上は、放課後に学校外で会っていました。そして別れ際、空がひどく曇ってきました。数分もすれば雨が降り出しそうな曇天です。
火之上は傘を持っていたのですが、生徒会長の方は傘を学校に置き忘れており、持っていません。そこで、家が近い火之上が生徒会長に傘を貸し、当の火之上は雨が降り出す前に大急ぎで家に帰りました。
↑以上のような筋書きだと理解していただければと思います。
長くなりましたが、如何でしょうか?
他にも疑問点等あれば、またご指摘いただけますと幸いです!
第18話への応援コメント
陽太くん、めちゃくちゃいい子じゃないか…!とジーンとしてしまいました。
嘘で塗り固められていた陽太くんを解き放ってくれたのも、また謎解きでしたね。陽太くんが美月先輩と出会えて本当によかったです…!
謎と登場人物の気持ちが上手くからみながらストーリーが進んでいくのが、本当に素晴らしいなと思いながら拝読しております。
作者からの返信
重ね重ね、読んでいただきありがとうございます!
謎と登場人物が密接に関わるような学園ミステリを目指して書いたので、その点に気付いていただけて大変嬉しく思います!
5章やエピローグも登場人物に深く関わる内容なので、もし宜しければお読みいただけますと幸いですm(_ _)m
第22話への応援コメント
謎解きの質の高さ、キャラクターの魅力、丁寧な伏線回収と作品全体を通してすごくクオリティが高く、最後まで楽しく読ませていただきました!
作者からの返信
お読みいただき、本当にありがとうございました!
大変励みになります!