OJT大切なのは語彙力と想像力と忍耐力それでもクリアできない相性
ラストの歌は、文字数がめちゃくちゃです。リズムだけ合わせた形。
短歌とは言えないかもしれませんが、言いたいことだけぎゅっと詰め放題パックしちゃいました。
今回は『職場環境』を表現するために使ってみました。
誰かに何かを教える時、反対に教わる時に、語彙力と想像力と忍耐力はとても大切だなぁって分っているんです。だから、みんな頑張るんですけれど、がんばっても上手くいかない時があると言う現実も大切にしないといけないのかなと、そんなことを思って詠みました。
『相性』という言葉は、とても漠然としていますけれど、何かを伝えた時、なかなかうまく伝わらなくてモヤモヤを抱えてしまう時と、あうんの呼吸で苦労せずに伝わる時。どちらが『相性が良い』かと言えば、歴然としていますよね。
日本社会は、みんなで協力し合う事を大切にしているので、『相性』の良し悪しで仕事を選ぶ、仲間を選ぶことに、マイナスなイメージを持つことが少なくないと思います。
もちろん、異なる意見の人が互いの意見を尊重し合って一つの仕事を作り上げていくこと。それはより良い結果に結び付くことが多いので、わかり合う努力をすることは大切なことです。
でも、小さな違和感って、積もり積もると大きな疲労に繋がるのですよね。
その疲労を、『甘え』とか『気にする方が負け』とかの言葉で、切り捨てないようになれたらいいなぁと。
自戒の歌です。
ここまで、拙い歌にお付き合いくださいまして、ありがとうございました。
おわり
第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト短歌の部 涼月 @piyotama
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